5月23日備後組では「備後組宗祖親鸞聖人七五〇回御遠忌法要」を宣心院殿御参修の下、広島県民文化センターふくやまを会場に、山陽教務所長様、山西各組組長様にご臨席賜り、530名の御同行とご一緒に厳修いたしました。
テーマを「まことのみむねいただかん」と定め、全ての行事を法要に歩みを運べる場となるよう門徒会、同朋の会、婦人会、坊守会の各会で話し合いを重ねました。
当日は帰敬式係、仏華係をはじめとする約50名のスタッフと鸞声会の皆様のお力により準備ができました。何よりも御同行はこの日のために御予定いただきお参りくださいました。多くの皆様と一人一人の後ろにおられる方々のお許しをいただき法要が勤まりました。
講師の三明智彰先生(九州大谷短期大学学長)は、目先のことばかり追い求め、当てにならないものにしがみつくのではなく、私たちが頼りにすべきは弥陀であり、当たり前の日常は全て賜ったものであるとお示し下さいました。そして数年後の親鸞聖人誕生850年をお念仏の中で皆様とお勤めしたいと締めくくられました。
またこの度31名の方が帰敬式を受式されました。新たな仏弟子の誕生を大変力強く思うとともに、これからより一層精進しなくてはならない責任を感じています。
今回の法要で終わることなく、これからも御同行の皆様と歩みを運んで参ります。(備後組組長 蒲生伯寿)