去る三月七日、神戸市教育会館において、阪神淡路大震災のつどいが開催されました。今回は、東日本大震災一周忌の意義も含めて全員で正信偈のおつとめをし、講義、対談の時間をもちました。

佐々木道範氏

佐々木道範氏

講師の佐々木道範氏(仙台仏青委員長、NPO法人TEAM二本松代表)は、福島県二本松市在住で、幼稚園の経営に携わり、五人の子どもたちの父親でもあります。子どもたちを守るために、目に見えない放射能と向き合って生活されています。

「報道されない福島の現実は本当に厳しく、自殺、離婚が増え、みんなとても疲れている。正しい情報を知らされず、怒りがおさえられなかった。それを救ってくれたのは子どもたち。原発の存在が当たり前で、疑問もいだかなかった自分こそが、子どもたちを苦しめていると気づかせてくれた。それに、立ち上がる勇気までもらった」「どうしても逃げられない人もいる。善意が生み出す悪意があることも知ってほしい」と、切実に訴えられました。

 

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五百井正浩氏(神戸組玉龍寺住職)・佐々木道範氏・磯崎信光氏(仙台仏青)

また、対談では、磯崎信光氏(仙台仏青)、五百井正浩氏(神戸組玉龍寺住職)を交え、仙台仏青の活動、現在の神戸で起きている問題が紹介されました。あなたを忘れていない、あなたのそばにいるという無言のメッセージが必要だと感じました。

なお最後に、教務所長よりTEAM二本松へ義捐金の目録が手渡されました。(事業推進部)