長島愛生園

「ちょっと遠いし、どうしようかな。」

失礼な話ではありますが、これが長島愛生園交流会に誘われたときの私の正直な気持ちでした。そんな思いでしたが、私が委員長を務めさせていただいている教区仏教青年会に講師の依頼があり、藤谷真会員に引き受けてもらったこともあって、去る10月28日に行われた「長島愛生園交流会」に参加させていただきました。

お勤め、法話、座談会、納骨堂参拝と日程を過ごす中で印象的だったことは、園の方々が参加した人たちをとても歓迎して下さったことでした。それは、現実にハンセン病療養所であったことを多くの人たちに知ってもらいたい、それを伝えていってもらいたい、という願いの表れであるように感じました。

この度、参加のきっかけになったもうひとつの大きな要因はある先輩の強い勧誘でした。直接のきっかけはその人の誘いではありますが、考えてみると多くの先輩方によって関わり合っていく場所が用意されていることにも気付かされました。

願いがかけられ、それに応える場所も作ってもらっている。そのことを思いながら、重たくてなかなか動きにくい私の身を動かしていきたいと思います。(教区仏教青年会委員長 木村 慎)