園外レクリエーション報告(社会問題部門ハンセン病療養所交流部会)

「おはようございます。お迎えに上がりました!」
曇り空でも明るく、暑くもなく寒くもない初夏の一日となりました。
朝10時に、長島愛生園と邑久光明園の5名の皆さんをお迎えに行き、赤穂鹿久居荘で参加者15名と合流。それぞれにメニューを選んで、海の幸を楽しくお話しながらいただきました。
 以前は療養所に慰問に訪れる方々も多かったそうです。入所者の高齢化が進む中で、ご参加も少なくなって来ていますが、参加いただきやすいようにと療養所で車椅子をお借りしたりして、継続しています。また、園外という別の場所で、ゆったりとお話をいただけるということがあります。
 食事のあとは、赤穂海浜公園に行きました。ランドトレインという園内周遊列車に乗ったり、療養所の皆さんの中で、健脚の方はどんどん公園の中を巡られ、車椅子の方は一緒にゆっくりと散策し、また押し車の方は少し歩いたところのベンチに腰掛けて、お話をしました。それぞれのペースで、それぞれの時間と空気を味わいました。
 6月28日、隔離政策による家族への人権侵害があったことが認められ、さらにらい予防法廃止後、法務省と文部科学省が家庭や職場での人権啓発活動や学校教育を進める義務を怠ったことも違法として認定されました。
 さて、私たちはどうでありましたでしょうか?
 私たちの先人も、私たちも家族訴訟の被告でありましょう。
 毎月交流会を開いています。姫路駅からは11時発の教務所公用車が、西からお越しの方は岡山駅にお迎えに上がります。瀬戸内の島であった悲しみや、そこで生きられた方々の息吹きを五感で感じてみてください。もう二度とそのような悲しみが起こらないように…                                           (社会問題部門部長 南枝尚美)